外壁塗料についての疑問

外壁塗装の塗料

ラジカル塗料 単価、耐用年数、メリット・デメリットを解説

投稿日:2019年11月22日 更新日:

ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)とは

ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)で外壁塗装をしてみようかな、と検討されている方もいらっしゃると思います。

またシリコン塗料で外壁塗装しようと思っていたけれど、塗装屋さんにラジカル塗料をお勧めされてメリット・デメリットや単価、耐用年数などを改めて調べているという方もいらっしゃるでしょう。

ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)は現在、最も人気があるシリコン塗料を抜き主流になるとも考えられる塗料です。

メリットも多くあります。
反面、欠点・デメリットもありますのでしっかりと理解をしてから外壁塗装、屋根塗装にラジカル塗料を使用されることが大切となります。

ラジカル塗料は何が良いの?

ラジカル塗料は何が良いのか、ということを最初にご紹介したいと思います。

ラジカル塗料は価格が安いのに優れた耐久性、機能性がある塗料

です。

コストパフォーマンスが非常に良い塗料ということになります。

シリコン塗料を選ぶのなら、ラジカル塗料が良いですよ、と塗装屋さんからお勧めされた方も多いかもしれません。

ラジカル塗料とは

これまで塗料は、

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

主に4つのグレードに分けられることが多かったですが、ラジカル塗料が登場したことによって、

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • ラジカル塗料
  • フッ素塗料

と5つのグレードに分けられるようになりました。

ラジカル塗料という名称ですが、合成樹脂の名前では無くその性能から名付けられています。

ラジカルの発生を制御する性能から名づけられており、正式にはラジカル制御型塗料と言います。

塗膜の劣化の主な原因は「紫外線」です。
そのため、紫外線に強い塗料は耐用年数が長くなります。

ラジカル制御によって耐久性のある塗料に

ここでいうラジカルとは、劣化因子です。

ラジカルは塗料に含まれる酸化チタンが紫外線、水、酸素に触れることで発生します。

ラジカルが発生することで外壁が劣化する原因となります。

ラジカル塗料はそのラジカルの発生を抑え、塗膜の劣化を防止。
長期間の耐用年数を実現した塗料となります。

それでいて価格も安く扱いやすいため、人気を高めています。

シリコン樹脂ベースのラジカル塗料は、耐用年数が14年~16年です。

シリコン塗料の耐用年数10年前後ということを考えると、長く塗膜の劣化を防ぐことが出来ると言えます。

ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料のメリットについて見ていきましょう。

メリットの多い塗料であることも、ラジカル塗料が注目される理由となっています。

単価、耐用年数からコストパフォーマンスが良い

ラジカル塗料は単価、機能性を考えるとコストパフォーマンスが非常に優れていると評価されます。

現在、最も人気が高い塗料というとシリコン塗料です。

高価格ながら耐用年数が長く高機能な塗料というとフッ素塗料です。

シリコン塗料とラジカル塗料、フッ素塗料を耐用年数、単価相場で比較してみると、

  • シリコン塗料 2,300円~3,000円/㎡ 10年~15年
  • ラジカル塗料 2,500円~3,000円/㎡ 14年~16年(ラジカル制御型のシリコン塗料)
  • フッ素塗料  3,500円~4,500円/㎡ 15年~20年

となります。

シリコン塗料と単価相場があまり変わらないレベルになってきており、それでいて耐用年数が長いのはメリットといえます。

フッ素塗料はまだまだ高価格帯ですね。

チョーキングしにくい

ラジカル塗料はチョーキングの原因となるラジカル(劣化因子)の発生を抑制するため、チョーキングを発生しにくくします。

そのため、外壁の劣化も長く防止することができます。

光沢性がある

ラジカル塗料は艶のある綺麗な光沢の塗膜を得ることが出来ます。

住宅に美しい外観を求めたい方には向いている塗料といえます。

汚れが付きにくい

ツヤのある光沢がある塗膜ですから、汚れが付きにくい塗膜でもあります。

汚れにくさは耐久性にも影響してきます。

ラジカル塗料はツヤ無しも選ぶ事も可能ですが、耐久性も考えた場合にはツヤありを選択される方がおすすめです。

防カビ、防藻性に優れている

防カビ、防藻性にも優れた塗料です。
風通しの悪い場所、北側の壁面でもカビ、藻が発生しにくいというメリットがあります。

下地を選ばない

ラジカル塗料は下地を選ばずに塗装が可能なことも大きな特徴です。

現在の住宅で多い窯業系サイディングはもちろんのこと、モルタル、コンクリート、ALCパネル、アルミなど多くの外壁素材に塗装が可能とされています。

様々な外壁に塗ることが出来るため、選ばれやすくなってきています。

扱いやすい塗料

ラジカル塗料は伸びが良く、飛散しにくい特徴があります。

作業性が高い塗料と言えます。

ラジカル塗料のデメリット

メリットの多いラジカル塗料ですが、デメリットもあります。

今後、解消されていくと考えられるデメリットもありますし性質上のデメリットもあります。

施工実績がまだまだ少ない

ラジカル塗料として発売された最初の商品は2012年の「パーフェクトトップ」(日本ペイント)です。

まだ新しい塗料と言えます。

そのため、実際に使用した職人さんなどからは高評価を得ていますが、知名度はそこまで高くはなく塗装実績が無い塗装業者も多いです。

ラジカル塗料で塗装をしたい場合には、施工実績を持つ塗装業者を探す必要があります。

濃い色を作れない

ラジカルは濃い色には発生しないことから、ラジカル塗料として選択する事が出来ません。

濃い色の塗装をしたい場合にはラジカル塗料ではなくて耐久性が変わらないので、他の塗料でも良いということになります。

そのため、ラジカル塗料は色のラインナップも少なめです。

本当の耐用年数がまだ未知数

2012年に日本ペイントの「パーフェクトトップ」が発売されてからまだ年数が浅く、実際に住宅に塗られたラジカル塗料の本当の耐用年数が分っていません。

15年前後はメンテナンスしなくても大丈夫、とも言われますが実際にはこれから、というところです。

住宅の環境によって塗料の耐用年数は変わってくるものですが、実際にどれくらいの耐用年数があるのかはこれから分ってくるということになります。

メリットの方が多いラジカル塗料

こうして見ると、ラジカル塗料はメリットの方が多い外壁塗料といえそうです。

価格的にもシリコン塗料とあまり変わらない価格帯となっていますから、耐用年数を考えてラジカル塗料にしたいという方はこれから増えてくるのではないでしょうか。

ラジカル制御型塗料の特徴を簡単にまとめると、

シリコン塗料と同価格で、耐用年数が長い

ということなります。

安価で高性能な塗料として、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

ラジカル塗料の単価

先ほどもありましたが、シリコン塗料とラジカル塗料、フッ素塗料を耐用年数、単価相場で比較してみると、

  • シリコン塗料 2,300円~3,000円/㎡ 10年~15年
  • ラジカル塗料 2,500円~3,000円/㎡ 14年~16年(ラジカル制御型のシリコン塗料)
  • フッ素塗料  3,500円~4,500円/㎡ 15年~20年

となります。

ラジカル塗料の耐用年数(耐久性)

ラジカル塗料の耐用年数は15年前後です。

住宅の環境によって、塗装を担当する職人の技術力などによっては当初の耐用年数を超えて長持ちする場合もあります。

シリコン塗料も10年でメンテナンス、とよく言われますが13年、14年経っても大丈夫なシリコン塗料の外壁もあります。

ラジカル塗料はまだ新しい塗料のため、実際の耐用年数はこれから証明されていきますが想定よりも長持ちする住宅も出てくるのではないでしょうか。

代表的なラジカル制御型塗料

代表的なラジカル制御型塗料をご紹介します。

パーフェクトトップ(日本ペイント)

ラジカル塗料の中でも最も有名で使用されているのが「パーフェクトトップ」です。
2012年、ラジカル塗料として最初に販売された塗料です。

正式名称は「1液水性ラジカルハイブリット高耐候性塗料」。

つや有り、5分つや有り、3分つや有り、つや消し

と4タイプが発売されています。

エスケープレミアムシリコン(エスケー化研)

エスケープレミアムシリコンは2014年に発売されたエスケー化研のラジカル制御型塗料です。

つや有り、5分つや、3分つや

と3タイプとなります。

アレスダイナミックトップ(関西ペイント)

アレスダイナミックトップは2016年に発売された関西ペイントのラジカル制御型塗料です。

艶あり、7分艶、5分艶、3分艶、艶無し

と5タイプが発売されています。

「ダイナミック強化剤」を組み合わせており、湿潤面、高湿度の状況下でも塗装が可能となりました。

悪天候により工期遅延が少なくなることが期待出来る塗料です。

ラジカル塗料の塗装は、実績のある塗装業者に依頼することが大切

ラジカル塗料はコスパも良く注目の塗料ですが、実績がまだ少ないのがデメリットでもあります。

外壁塗装、屋根塗装を依頼する際には、施工実績のある塗装業者に依頼することが大切です。

全国に加盟店が800以上ある、

⇒ 外壁塗装の一括見積もりサイト【ヌリカエ】

のような見積もりサイトを利用することで、効果的にラジカル塗料の施工実績が豊富な塗装業者から相見積もりを取ることが出来ます。

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